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広島県内で負債100億円を超える倒産は3年10ヵ月ぶり。特別清算へ

企業の破産・再生

広島県内、最大手の書店「フタバ図書」の旧運営会社、「株式会社SH東雲堂」は、5月27日に広島地裁より特別清算開始命令を受けた。
広島県内で負債100億円を超える倒産は、約3年10ヵ月ぶりとなった。

株式会社SH東雲堂(旧商号:株式会社フタバ図書)は、1951年(昭和26年)7月に法人下位改組された老舗の書店。書店の小売りをベースに、CD・DVD、ゲームなどを扱う、大型の複合店舗「MEGA」「GIGA」「TERA」をショッピングモールへ出店してきた。

広島県、山口県、岡山県を中心に、福岡・愛知・関東などにも積極的に出店を重ね、60を超える店舗を展開してきた。漫画喫茶やネットカフェを併設した店舗を拡充するとともに、新刊を扱う書店では全国で初めて中古本の買い取りをスタートさせた。

他にも、飲食店やコンビニエンスストア、フィットネスクラブのFC経営など事業を多角化し、2019年3月期には年売上高約392億800万円を計上していた。

しかし、トラブルやシステム障害が発生するなど、信用不安が広がっていき、さらには会計処理に不明瞭な点があったため、実は大幅な債務透過に。
金融機関への借入金の返済猶予などの支援を要請など、決算内容を修正して経営実態を明らかにしていた。

さらに追い打ちをかけるように、フタバ図書八丁堀店、ギガ本通店などの主要店舗を閉鎖するなどの合理化に取り組み、一方でフィットネスクラブを新設するなど業況改善に取り組んでいた。

近年グループ企業の6社を合併し、債権債務の一本化を図って整理を進め、2022年1月11日株主総会の決議により解散した。現在の負債は約193億142万円。広島県内で負債100億を超える倒産は3年10カ月ぶり。

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