自動車安全装置メーカーの民事再生
東京の「タカタ(株)」は、6月28日に東京地裁より民事再生手続き開始決定を受けた。
タカタ(株)は、2004年(平成16年)1月に設立された、東証1部上場の自動車安全装置(エアバッグ、チャイルドシート、シートベルトなど)の製造・開発に携わる、業界で世界第2位のメーカー。
合併や海外現地法人設立など世界中へ積極的に展開し、2017年3月期の連結年売上高は約6625億3300万円を計上しました。
しかし2004年以降、国内外でエアバッグの不具合や異常破裂により大規模なリコール問題へ発展、一気に経営を圧迫しました。
ホンダのタカタ品採用中止決定を皮切りに、世界規模で「タカタ離れ」が進行してしまい、リコール関連費用は1兆円超えとなる。
自動車メーカーとの負担割合の協議が行われる中、外部スポンサーによる再建も前提にしつつ、民事再生法の適用を申請していた。p>
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