負債約125億、東北で2021年最大の倒産。民事再生法申請へ
岩手県の建機レンタル会社「株式会社セントラル」は、2021年12月22日に仙台地裁へ民事再生法の適用を申請。
「株式会社セントラル」は、1973年(昭和48年)10月創業した建設機械器具賃貸業者。大手ゼネコンや中小土木号事業者を得意先として、工事現場用の建設機械や仮設ハウスなどのレンタルや販売を行い、またそれら機械の修理及び運搬などを手がけていた。
東日本大震災発生後は震災復興に積極的に取り組み、復興に必要な重機のみならず、バックホーやトラックなどの導入も行った。拠点は岩手県内にとどまらず、東北から群馬、東京など23か所へと拡大。ピークの2017年12月期には年収入高約75億1400万円を計上。
しかし、積極的な営業展開の裏で金融債務が膨らんでいき、震災復興後の受注減少に伴い、収入も減少、なかなか業況の改善はみられず自主再建を断念した。
負債は約125億4566万円は、2021年の東北地方において、最大の倒産額となった。
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