事例:収入の半分が支払い分。ギリギリの生活をなんとかしたい
過払い金請求事例(その5)
愛媛県在住の相談者Nさんは金融会社3社からお金を借り、その返済額は毎月収入のうちのほぼ50%を占めていました。他にも長年金融会社を利用して自転車操業を行ってきたため、他にも6社完済済みの金融会社がありました。
当然生活していくための費用が足りず、食事回数を減らして食費を削ったり、交際費を抑えるなどして節約をしていましたが、家賃と水道光熱費を払うと終わってしまう有様で、相談にこられたときにはすでに借金の返済が生活をかなり圧迫していました。
3社の取引履歴を再計算したところ、2社は法外な利息を取っていることが判明し、債務整理を行うことで過払い金が発生していましたので、すぐに請求を行いました。1社のみ残額が約20万残ってしまいましたが、他の2社で得た過払い金で一括返済をすることができました。しかしながら、完済済みの6社はすでに時効を迎えており、残念ながら何もできませんでした。
結果的に過払い金を請求したため、すべての支払いがNさんの手を離れました。
働いて得た収入を全額生活費に回せることになり生活に余裕がでたおかげで、Nさんは相談に訪れたときよりもとても生き生きとしておられました。「もっと早く相談に来ればよかった」と笑顔で言われたときは、手助けが出来て本当に良かったと感じました。
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