ウクライナ戦争の影響で電力会社が破産手続き開始
東京の「(株)シナジアパワー」は、12月1日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。
東京の「(株)シナジアパワー」は、2015年(平成27年)10月に東北電力(東証プライム)と東京瓦斯(東証プライム、名証プレミア)の共同出資により設立された電力会社。
東北電力および東京瓦斯の発電所より安定した電力供給を強みに、北関東を中心地とし、主に関東圏の顧客向けに電力販売を手がけていた。
2021年3月期には年売上高約400億円を計上。
しかし、今年に入りロシアによるウクライナ侵攻の影響により燃料価格の高騰に拍車がかかり、卸電力市場の高騰により2020年度、2021年度と2期連続で債務超過と厳しい資金繰りが続いていたが、ついに見通しが立たなくなり11月30日をもって、サービス事業停止する旨を発表していた。
負債は、約130億円にのぼる。
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