令和最大の倒産!ホテル・レジャー施設運営会社が特別清算へ
東京の「株式会社東京商事」は、4月22日に東京地裁より特別清算開始命令を受けた。
ホテル・レジャー施設運営会社による、令和最大の倒産事例。
株式会社東京商事は、1973年(昭和48年)3月に設立したホテルやレジャー施設の運営業者で、主要な観光地や都市圏でホテルや遊園地、結婚式場やゴルフ場など幅広く運営するグループ企業の中核となっていましたが、他にも自社で「ホテルグリーンプラザ軽井沢」「軽井沢おもちゃ王国」などを経営。1991年12月期には年収入高約125億円を計上していた。
しかし、一部ホテル運営をグループ会社へ移したことから、2005年3月期の年収入高は約38億9000万円にまで減少。グループ企業に対する貸付などに伴う過大な金融債務などにより大幅な債務超過に転落。
近年グループ会社の再建を進める中、株式会社日本商事へ事業を譲渡し、2020年11月10日の株主総会の決議により解散した。
負債は2020年11月末時点で約1004億8300万円と令和最大負債額となった。
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