民事再生ニュース(その10)

国内最大級の大型複合商業施設運営元が民事再生

北海道の「(株)小樽ベイシティ開発」は、12月7日に札幌地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。

株式会社 小樽ベイシティ開発は、1991年(平成3年)に設立。 マイカルグループのほか、道内有力企業の出資によりJR小樽築港駅貨物ヤード跡地の再開発事業として大型複合商業施設建設を目的としてスタート。 99年3月に当時国内最大級の大型複合商業施設として『マイカル小樽』をオープンした。 ショッピングセンターのほか、映画館やアミューズメント施設など様々な企業が参加しましたが、バブルの崩壊の波に飲み込まれ物販部門の業績が年間目標に届かずテナントが離れるなど苦戦を強いられた。 様々な経営改善に取り組んでいたが、2001年9月にマイカルグループ中核であった「(株)マイカル」が東京地裁に民事再生法の適用を申請し受理されたことから、グループ企業であった「(株)小樽ベイシティ開発」も東京地裁へ民事再生法を申請することに。

2002年7月に再生手続きの認可決定。2003年3月には施設名称を『ウイングベイ小樽』に変更しての再スタートとなったが、弁済計画の見直しを迫られる事態に陥っている。企業再生ファンドの支援を受けつつ、今後も大型施設は営業をつづけながら負債回復にむけて民事再生を目指す。

なお負債は道内では今年に入って最大の規模。債権者約130名に対し約280億円。

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