パチンコホールで初、新型コロナ関連で自己破産
新型コロナウィルス関連ニュース(その2)
東京の「株式会社赤玉」は、4月15日に東京地裁へ自己破産を申請、同日破産手続き開始決定を受けた。都内に3店舗のパチンコ店運営の他、愛知県内でもパチンコホールやカラオケ店を運営していた。
株式会社赤玉は、1959年(昭和34年)7月に設立したパチンコホール経営業者。東京都内で「アカダマウエスト」、「アカダマキャニオン」、「アカダマサザンクロス」の3店舗を運営。その他愛知県内でのパチンコホール及びカラオケ店の運営で2004年4月期の年収入高は約211億5700万円を計上していた。
パチンコ業界全体の低迷により売上高が減少。合併や営業譲渡、不動産の売却やリストラなど経営再建に取り組むも、業績の改善にはならず2019年8月期には年収入高が約55億円にまでダウンした。そんな厳しい運営が続く中、2020年に猛威を振るった新型コロナウイルス感染症の感染拡大を懸念から来店客が大幅に減少。さらに政府が打ち出した外出自粛政策と休業要請に伴い、パチンコ業界初めての新型コロナウイルスを要因とした自己破産手続き開始決定となった。
負債は約37億円。
【注意】当サイトに掲載している弁護士・司法書士はヤミ金融問題に対応しているとは限りません。
ヤミ金融被害の相談は、エストリーガルオフィスなど対応している専門家へ相談することをおすすめします。